第307回 1月19日(土)18:00~
「野鳥のハブ空港、千歳の野鳥の移り変わり」 島崎 康広 氏 (日本野鳥の会苫小牧支部)
豊かな自然を残し、渡り鳥の中継地にもなっている千歳市、この地で鳥見を始めて19年、気楽に、短時間に、ちょっとした時間に市内をうろうろ、19年間の野鳥の移り変わりと千歳市内の野鳥について感じたことを紹介します。
第308回 2月16日(土)18:00~
「地域資源戦は持続可能な利用が可能か -ラムサール条約湿地片野鴨池の事例から」
敷田 麻実 氏 (北海道大学 観光学高等研究センター)
石川県加賀市にあるラムサール条約湿地の片野鴨池は、伝統の鴨猟と野鳥観察が「同居」しているめずらしい場所です。しかしこの状態は偶然できあがったのではなく、鴨池の歴史の中で、関係者の地域資源利用をめぐるかかわりとせめぎ合いによって形成されてきた「結果」です。片野鴨池の事例から、野鳥という地域資源を活用や保全する仕組みの重要性と現代的な持続可能な資源利用のあり方を解説し議論します。