第310回 4月20日(土)18:00~
「シカの過密状況下における森林性鳥類群集 ~北海道洞爺湖中島の事例~」
玉田 克己 氏 (北海道立総合研究機構)
洞爺湖中島は、1957年~65年に3頭のシカが持ち込まれ、その後個体数は爆発的に増加し、1893年にはピークに達して島内のササ類などの林床植生が衰退しました。そうした環境では鳥類相がどのように変化するかを把握するため、2007~10年の春季を中心に調査を行いました。その結果と最近の情報等から分かってきたことをお話したいと思います。
第311回 5月18日(土)18:00~
「鵡川・室蘭のワシタカの面白い!?観察例を語る」
相田 直人 氏 (北海道野鳥愛護会)
鵡川や室蘭で観察したチュウヒをはじめ、ハイイロチュウヒやコチョウゲンボウなどのワシタカ類の珍しい興味をひく行動、およびワシタカの渡りなどについて、この目で見た観察例(実体験)を正直に思い存分語ります。またベニマシコの求愛ポーズなどについても話題提供し、情報を共有できればと思います。