☆ 今年は暖かく、鳥の渡りにも影響があるのだな?と思っていたら、今、オホーツク海沿岸を知床方向に向かってオオワシ数十羽群が渡っていました。季節は確実に変わっていると同時に、白い雪の世界の訪れもまもなくという実感がします。晩秋のバードウォッチング、また格別、魅力的ではないでしょうか・・・!
第281回 野鳥お勉強会 in 帯広
11月20日(土) 14:00~ 帯広畜産大学
1「帯広-広尾道を中心にモモンガやコウモリ等の保全対策」
柳川 久氏(帯広畜産大学)
2「十勝平野の猛禽類(オオタカ,ハイタカ,ノスリ)の分布状況と営巣環境」
平井 克亥氏(帯広畜産大学)
〈予 告〉 ※次回からの会場は、「鳥太郎 (札幌市中央区大通西5丁目昭和ビル地下街 011-241-9777)」です。
第282回 12月18日(土) 18:00~ 兼 忘年会!
「鳥類調査でわかること/わからないこと
-もっと注目したい“多様で動的で連続”な、自然のあるべき姿-」
土屋 尚氏(日本野鳥の会 札幌支部)
現地調査があり、その結果による予測や評価、保全策の検討などが行われる自然環境調査や環境保全。自身が担当する立場ながら、それら内容に疑問や限界を思う。今日、系としての評価や攪乱、順応型管理による保全策が語られてはいるが、「片手落ち」な感が否めない(独りよがりな感じの)施策や、矛盾するような対策が横行しているとも感じる。ひょっとすると調査そのものにもっと工夫が必要なのかも知れない・・・。そんな提案も含め実務現場で考えている「次の一手」について、ざっくばらんな話題提供ができればと思っています。
第283回 1月15日(土) 18:00~ 兼 新年会!
「コウモリと鳥と写真と私・・・、」 中島 宏章氏(写真家)
今春、山岳写真の草分けと知られる故田淵行男さんの写真コンテスト「第3回田淵行男賞」の最高賞をいただいた。子どもの頃から根っからの動物好きで、中学生の時、父親にカメラを買ってもらったことが今に及ぶ。「身近にある自然にこそ、大切なことが隠されている!」をモットーとする独自の自然感から、今宵は、受賞作品を披露いただきながらこれまでに語られることの少なかった北海道の自然の魅力に迫ってみたいと思います。